今日も「かわいい」しか言えない

世界から「かわいい」という言葉が消えたなら、きっと私は何も喋れなくなってしまう。ジャニオタの合間に仕事をしている嵐∞がっつり掛け持ちの20代女子。防振双眼鏡で自担を覗く幸せ。

【感想】嵐 5×20 札幌11/16 初日

 

 

※この記事には公演のネタバレを含みますのでご注意ください

 
"全滅"という懐かしい響き

11月16日。待ちに待った嵐アニバーサリーツアー5×20の初日です。128年ぶりの遅い初雪となった暖かい札幌で、記念すべきツアーのスタートをしっかりと見届けてきました。 

20周年!全国回るぞ!と気合いを入れて臨んだ今回のツアーでしたが、なんとウン年ぶりの全滅という結果に。そう、全滅。マジか。久しぶりに言ったわ。ここに来て全滅かい。嘘でしょ。

 

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「マジか」の図

 

復活当選もなく、and more…とやらの日程も発表されずに時は過ぎていき心は腐るばかり。でもとにかく初日は絶対に入ると決めていたので、地道にお譲りのツイートに連絡をする日々でした。その結果優しい方に巡り会え、ありがたくも初日公演に参加できることになったのです。

 

「こんなん泣くわ!」な映像たち

 午後6時。開演とともに映像がスタート。うわ。もうダメだ。隣にいるチケット主の方と一緒に鼻をすする私。大きく映し出された「5」と「20」という重みのある数字に震えが来ました。ついに20周年ツアーの始まりです。

セットリストはまさにアニバーサリー!という内容で非常にシンプルだったのですが、今回はオープニング、曲前、曲中に流れる映像がどれも素晴らしく感動しました。20年を振り返るパターンのものが多く、特に過去のコンサート映像やシングルのジャケットが流れていく部分は自分自身の思い出も走馬灯のように駆け巡り……。ファンになってから、常に嵐と共に生きてきたんだなと胸が熱くなりました。

そしてその懐かしい映像からのリハ映像(Love so sweet)です。ツアーの準備をする5人の姿に自然と涙が出てきました。当たり前だけど、これまで積み上げてきたたくさんのものがあるからこそ今の5人の笑顔があり、ファンの笑顔があるんですね。

ちなみに、わざわざ書く必要もないですが、I'll be there前の映像に関してはただただ「かっこいい」という言葉しかありません。何を血迷ったのかカットしてしまった公演もあるそうなので絶対に絶対にDVDに入れてください。何卒。

 

高校生の自分に言いたい

映像の素晴らしさは前述した通りですが、セットリストの中で個人的に一番グッと来たのは迷宮ラブソング。迷宮ラブソングといえば、私が高校生の頃、確かHEY!HEY!HEY!!で初披露されたんですよね。あの跪くダンスがかっこいいどころの騒ぎではなく、自室で一人泣きながら観ていた記憶が。収録現場にいる観客の「ギャアア!」に嫉妬していたな。

それを7年後に、札幌ドームで、しかも目の前で見られるんだよ!とあの頃の自分に言ってあげたいです。それにしても、全員アラフォーなのにこんなに踊ってくれるなんて私たちは幸せなファンだこと……。

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あれから7年……
 
 
「置いていかれないようにしがみついた」

「最初の10年はどんどん嵐が大きくなっていって、みんなのおかげで大きくさせてもらって、置いていかれないようにしがみついていた10年があって……」

 という相葉くんの最後の挨拶に胸を打たれました。アイドルとして大勢の人の前に立ち続けることがどんなに大変なのか、私には想像もつきません。それでも顔をくしゃくしゃにしながら「楽しくて気失いそう!」と言ってくれるあなたが、いつまでも笑顔でいられますように。

二宮くんの挨拶は相変わらず二宮くんで素敵でした。「お前らに分かってたまるか!」という頑固さを見せながらも、ファンやスタッフへの大きな愛情が伝わってくるのがさすがです。こちらこそ、いつも本当にありがとう。

翔くんの挨拶は掛け持ちの私にはグサッと来る部分もあったのですが、一人も欠けることなくここまで来れたということが嵐にとっての大きな事実であり、最も意味のあることなのだと思います。色々な意見がありますが、これからも胸を張って「俺たちはずっとこの5人でやってきたんだ!」と言い続けてほしいです。

長くなるので割愛してしまいますが、大野くん、潤くんの言葉もしっかりと心に響きました。こうして挨拶の内容を比べてみても、それぞれの色があり、クセがあり、なのにバランスが取れている。改めて、この5人が出会って長年グループを続けていることは奇跡だなと思いました。

 

ずっととは言えないけど

人生何が起こるか分からない。自分がいつまでもファンでいられる保証はないので、「ずっと大好き!」なんて簡単には言えません。でも、まだまだ彼らと一緒に夢を見ていきたいなと思えたし、これだけは伝えたいと思います。

 

嵐、20年目突入本当におめでとう!